後回しになりがちなベランダリフォーム。マンションでもおしゃれにリフォームする方法3つ。
マンションのベランダは制約が多い
マンションには大きく分けて、所有者が自由に使える「専有部分」と、マンションオーナーが管理する「共用部分」があり、共有部分はリフォームを行うことができません。
マンションのベランダは個人が自由に使えるため専有部分と勘違いされがちですが、実は「専有使用を認められた共有部分」であるため、基本的にはリフォーム不可となっています。
そのためベランダのリフォームは後回しにされがちですが、マンション規約によっては簡単に元に戻せる範囲であればリフォーム出来る場合もあります。
今回は、制約の多いマンションのベランダをおしゃれにリフォームする方法を紹介します。
床にパネルなどを敷く
マンションのベランダは、外部から見える窓サッシの交換や壁の塗り替えなどは出来ませんが、外部から見えないベランダの床はリフォームできるケースも少なくありません。ただし、塗料などで塗り替えたりタイルを直接張ったりするなど、すぐに撤去や原状復帰できないリフォームは出来ないことが多いようです。
簡単に撤去できるウッドパネルや人工芝、タイルを敷く程度であれば問題なくできることが多いようです。屋内の床と高さをそろえるように敷くとベランダをアウトドアリビングのような雰囲気に仕上げることができます。
ただし、パネルなどが原因で排水性が悪くなったりメンテナンスがしにくくなったりしないよう注意が必要です。排水管周りには敷かないようにする、簡単に取り外しできるようにするなど工夫しておきましょう。
ラティスを設置する
外から見えない内側の壁にラティスを設置すると見た目がよくなるだけではなく、花や壁面飾りを自由に設置できるようになります。室内から見える面であるため満足感も高いでしょう。
外側に向いている壁や隣との境界の壁はラティスなどの設置が出来ないことが多いようです。特に、隣との境界部分は火事などの際の避難経路となりますので、非難の妨げになる可能性があるラティスやパネル、家具などの設置は禁じられているのが一般的です。
照明で飾る
ペンダントライトやフットライトなどの照明を設置するとマンションのベランダを夜のリラックスタイムに最適な空間に仕上げることができます。壁や床、天井などの工事が必要な照明の設置は出来ませんが、工事などは必要をせず置くだけで使える照明であれば問題ない場合がほとんどです。
照明を設置するときは、屋内用ではなく屋外用を使用しましょう。
まとめ
マンションによっては床にパネルを敷いたり照明を置いたりすることなども禁止していることがあります。今回紹介した方法が適用できないこともあるため、マンションのベランダリフォームを検討する際は、必ずマンション規約を確認し、不明な点があるときは電話などで必ず確認しましょう。
また、ベランダは屋外であるため、ラティスや照明などを設置する際は雨や風で破損したり飛ばされたりしないよう考慮する必要があります。避難の妨げにならないよう注意しなければならないなど制約が多いので、プロの業者に依頼したほうが安心です。
マンションのベランダリフォームを検討中の方は、一度弊社にご相談ください。