一覧に戻る

マンションのお風呂リフォーム、施工前に知っておきたいこと5つ。

古くて利便性が悪い、浴槽が狭い、寒いなどお風呂への不満は日々のストレスとなるだけではなく、転倒やヒートショックなど健康上のリスクが高まる原因にもなります。

このような問題を解決するためにも、お風呂をリフォームしたいと考える方は少なくありませんが、マンションの場合は制約を受けることが多く、思った通りのリフォームが出来なかったり、リフォーム後のトラブルを招いたりすることがあります。

今回は、マンションのお風呂リフォームのに知っておきたいことを紹介します。

管理規約の内容を確認する

マンションをリフォームする際、管理規約の内容を確認することは非常に重要なことです。特に、お風呂などの水回りは配管などの工事が必要になることがあるため、リフォーム自体ができなくなっていたり、できる工事内容に制限があったりします。許可されていないリフォームを行った場合、原状復帰を求められるなどのトラブルの原因となりますので、必ず規約を確認しておきましょう。

配管の修繕計画の有無

リフォームを行う前にマンション全体の配管修繕など、大規模改修が計画されていないか確認しましょう。

配管改修工事の計画があっても、内容や規模によってはお風呂のリフォームを行うことができますが、配管改修工事のために浴室を解体しなくてはならないケースもあるため、リフォームは改修工事後にした方が無難です。

拡張できないことがある

梁や柱、配管などの位置やマンションの工法などによっては、浴室の拡張ができないこともあります。専門知識や経験がないと判断が難しい部分なので、拡張工事を希望するときは業者に現地確認をしてもらう必要があります。

浴槽交換のみもおすすめ

浴室の拡張や浴槽などのレイアウト変更は規約などの関係でできないことがありますが、浴槽交換のみであれば可能というケースもあります。バリアフリーを意識した、またぎやすい高さの浴槽や、冬でもお湯の温度が下がりにくい「保温浴槽」に交換してもよいでしょう。

保温浴槽は追い炊きや保温にかかる光熱費の削減できるため、寒冷地には特におすすめです。マンションリフォーム用の製品もあるため、サイズやデザインなども選びやすくなっています。

床リフォームは防音基準に注意

冬場の浴室の冷え込みを解決するのにおすすめなのが「浴室床暖房」ですが、マンションでは床の防音基準が規定されていることがあります。床をリフォームする場合は、防音性に注意して使用する素材を選びましょう。

まとめ

マンションのお風呂リフォームは、お風呂の機能性やデザインだけではなく、管理規約や建物の構造、防音基準など「マンションならでは」の注意点も数多くあります。

知識や経験が乏しい業者に依頼すると、施工後のトラブルを招く可能性があるため、マンションのお風呂リフォームに慣れた業者を選ぶことが重要です。

マンションのお風呂リフォームを希望する方は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら