マンションのフローリングがふわふわする?遮音フローリングの特徴と対策
マンションのフローリングで「歩くと沈むような感覚がある」と感じたことはありませんか?
実はこの”ふわふわ感”は、多くの場合遮音性能を高めた床の構造からきています。
今回は、沈む感覚の原因や遮音フローリングの特徴、ふわふわ感を抑える対策まで詳しく解説します。
目次
フローリングがふわふわする原因
【マンションに多い「遮音構造」の仕組み】
マンションでは、階下への生活音を抑えるために「遮音フローリング」を採用することがよくあります。
この床材は、表面のフローリングの下にクッション材やゴムマットなどの緩衝層を挟んだ構造になっており、歩いたときに沈み込む感覚やふわふわ感が生まれます。
これは下の階に音が伝わらないようにするための構造で、マンション特有のつくりともいえます。
【経年劣化や施工不良の可能性】
ふわふわ感は、下地材の劣化や貼り付けがゆるんでも発生します。
築年数がたったマンションでは、中に入っているクッション材のへたりや合板の劣化で沈み込みが大きくなることがあり、場合によってはリフォームが必要です。
遮音フローリングの特徴
遮音等級とふわふわ感の関係
遮音フローリングには「LL-45」「LL-40」などの等級があり、数字が小さいほど遮音性能が高くなります。
特に子育て世帯では、下の階への配慮からLL45程度の床材がよく選ばれます。
ただし、遮音が高性能であるほどクッション性も強くなり、より沈みやすい歩き心地になってしまうことが多いため、遮音性能と沈み込みのバランスを考えましょう。
お客様の声から考えるメリット・デメリット
遮音フローリングは、実際に使っている方からも満足の声と改善を望む声がそれぞれ寄せられています。
メリット
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下の階への生活音をあまり気にせず暮らせる
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子どもが走り回っても音が響きにくい
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転倒時のケガのリスクが減る
デメリット
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歩くたびに沈む感覚があり、長時間いると疲れる
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感覚が合わず「気持ち悪い」と感じる人も
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ソファや家具の重みで、床材がへこみやすい
ふわふわ感を軽減するには
遮音性と歩きやすさを両立した床材選び
床材はデザイン性だけでなく、冷え対策や手入れのしやすさも意識して選びましょう。最近は、防音性と歩きやすさを兼ね備えた商品もあります。
マンションではフローリングの遮音等級(例:LL45以上)が管理規約によって指定されている場合があります。
使用できる床材や施工方法に制限があることも多いため、床材を変更する際は必ず事前確認をしましょう。
リフォームで改修
ふわふわ感の原因が、板のたわみや腐食といった劣化のときは、下地補修・補強工事を行うことで沈み込みを軽減できます。
フローリングの張り替えは、表面材だけでなく下地から見直すことが必要です。
住まいをもっと安心できる場所に
遮音フローリングのふわふわ感は、床材や下地の工夫で和らげることができ、遮音性・歩きやすさ・デザインを組み合わせることで安心して過ごせる住まいづくりにつながります。
マンションの床がふわふわするのは疲れる、沈み込みの原因が劣化かもしれない、と思った方はぜひリフォーミヤにご相談ください。
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