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2021年受付開始!断熱・耐震など、リフォームでポイントがもらえる、グリーン住宅ポイント制度とは?

グリーン住宅ポイント制度は、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図ることとクリーンで高機能な住宅の普及を目的とした制度です。一定の性能もつ住宅を購入・建築したり、住宅性能向上のためのリフォームを行うと、その内容に応じてポイントが発行され、ポイントを使って追加工事を行ったりさまざまな商品と交換したりできます。

対象となる要件

グリーン住宅ポイント制度の対象となるのは、「一定の省エネ性能を満たす新築住宅の購入および建築」「2019年12月14日以前に建築された既存住宅の購入」「住宅性能向上のためのリフォーム」「賃貸住宅の建築」の四つで、リフォーム工事は持ち家の場合はもちろん賃貸の場合でもポイント発行の対象となります。

いずれの場合も2020年12月15日から2021年10月31日の間に契約を締結した、契約額が100万円以上の売買や工事であることが条件です。ただし、期間については変更になる可能性があります。

ポイントを受け取るためには申請が必要ですが、申請の受け付け開始は5月頭頃の予定となっています。

付与されるポイント

新築の場合、認定長期優良住宅、認定低炭素建築物 、性能向上計画認定住宅などの場合は1戸当たり40万ポイント、断熱等級4かつ一次エネ等級4以上を満たす住宅は30万ポイントを受け取ることができ、「子育て世帯」「三世帯同居」「東京圏からの移住」「災害リスクが高い区域からの移住」などの特例に当てはまる場合はさらに多くのポイントを受け取ることができます。

 

また、既存住宅の購入は「空き家バンク登録住宅」「東京圏からの移住」「災害リスクが高い区域からの移住」であれば一戸当たり30万ポイント、家の解体に伴う住宅購入なら15万ポイントとなります。「東京の家を解体して他府県に移住するための家を購入する」という場合は45万ポイント受け取れます。

リフォームの場合は工事内容によってポイントが変わります。

対象となるリフォーム工事

ポイント付与の対象となるリフォーム工事は以下のようなものがあります。ただし、リフォームでポイントを受け取るためには、断熱リフォームか、エコ住宅設備の設置のいずれかを行っていることが条件となり、バリアフリーリフォームのみでは対象となりません。

発行ポイントが5万ポイントに満たない場合はポイントが付与されず、上限は30万ポイントとなります(ただし、条件によっては最大60万ポイント)。

 

【断熱改修】

・窓、ドア、ガラスの変更

・外壁、屋根・天井、床の断熱リフォーム

 

【エコ住宅設備】

・ 太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器設置

・節水型トイレ設置

・節湯水栓設置

 

【耐震改修】

 

【バリアフリーリフォーム】

・手すり

・段差解消

・廊下幅等拡張

・ホームエレベーター設置

・衝撃緩和畳の設置

 

【リフォーム瑕疵保険等への加入】

ポイントの使い道は?

発行されたポイントは、防災や子育て用品などに交換できるほか、ワーキングスペース確保のための追加工事などに利用できますが、現時点ではまだ詳細がはっきりしていません。今後の情報に注目する必要があります。

まとめ

リフォームの場合、受け取れるポイント数はリフォームプランを組むまでわかりません。5万ポイント未満では受け取ることができない、断熱リフォームかエコ住宅設備の設置のいずれかを行う必要があるといった条件があるため、ポイントを受け取りたい方は注意が必要です。

リフォームとグリーン住宅ポイントにご興味のある方は、弊社にご相談ください。

 

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