【暑さ対策】風除室の夏の日照り、ムシムシを解消したい!プロが教える対策4選
風や雨、雪などから玄関周りを守る風除室は、北海道などの寒冷地はもちろん、風が強い地域や台風被害の多いエリアでも人気の設備です。
玄関ドアなどの劣化を防ぐ効果もあるため、経済的にもメリットがある風除室ですが、実際に使ってみたときに「夏になると暑い」と感じて不便に思うこともあります。
この記事では、風除室の暑さの原因と、設置時・設置後にできる対策について、リフォームのプロ目線で分かりやすく解説します。

目次
なぜ風除室は夏に暑くなりやすいのか?
風除室は、外気と室内の間に空間をつくることで、空気の層で冬の冷気を遮断する「保温効果」に優れています。しかし、夏にはその構造が裏目に出て、温室のような状態になりやすいです。
ガラス面からの日射熱
広いガラス面が太陽光を取り込み、内部の温度を急上昇させます
空気がこもりやすい構造
密閉性が高いため、一度あたたまった空気が逃げ場を失ってしまいます
そのため、風除室を設置する際には、冬だけでなく夏の使い勝手まで考えた設計が重要になります。
性能と一緒にデザインにもこだわりたい場合は、風除室の種類やデザインを決めるときのポイントも抑えておくと安心です。
【関連記事】
玄関リフォームで風除室(玄関フード)を設置したい。どんなタイプがある?
【暑さ対策】風除室を設置するときのポイント4選
換気窓を設置する
夏は熱気がこもって温室のような状態になるため、換気窓を設けることが大切です。設置位置によっても、風除室内の空気を入れ替えやすくなります。
上部に換気窓を設置する
あたたかい空気は上に溜まりやすいため、上部から効率よく排出できます
対角に窓を設置する
空気の入口と出口ができ、風が通り抜けるため、風除室内の空気が循環しやすくなります
網戸を設置する
夏の熱気対策として風除室の戸を開けておくというのもよい方法ですが、戸を開けたままにしておくと虫などが入ってくる可能性がります。網戸を設置しておくとよいでしょう。
出入り口のタイプ
風除室の出入り口ドアには様々なタイプがありますが、大きく分けて下にレールがあるタイプとレールがないタイプがあります。地域や家族構成などにあったタイプを選ぶとよいでしょう。
レールがあるタイプ(引き戸)
- 片引き・両引き・引き込み戸など種類が豊富
- 風に強く、気密性が高い傾向にある
- 冬重視の設計に向いている
レールのないタイプ(ハンガー引き戸)
- 下に段差がなく、ベビーカーや車椅子でも使いやすい
- 掃除がしやすく、凍結トラブルが少ない
- 夏は開放しやすく、熱気を一気に逃がしやすい
屋根材やパネルの素材
屋根材やパネルを「熱線遮断ポリカーボネート」にすると、温度上昇を軽減できます。紫外線もしっかりブロックし、遮熱効果にも期待ができます。
【設置後】すでに風除室が暑い場合の対策

日差し対策(シェード・目隠し)
直射日光が当たる風除室では、ガラス越しの日射が暑さの原因になります。
特に、日射取得率が高いガラスは暑くなりやすいため、下記のようなアイテムを活用することで日射をやわらかく遮ることができます。
✓シェード
✓日よけスクリーン
✓半透明の目隠しパネル
窓の開閉方法を見直す
「換気窓はあるけど、あまり使っていない」というケースも多く見られるため、朝夕の涼しい時間帯にしっかり換気し、夏場はこまめに開閉するようにするとよいでしょう。
風除室の設置時は、必要に応じてオプションをつける
風除室を設置すると、風除室の中はややプライベート性が強い印象となるため、ドア周辺にあるポストやインターホンなどが使いづらくなる可能性があります。
風除室内に入らなくても利用できるポストなどの設置が必要かもしれません。
また、風除室の入り口には鍵をつけることも可能です。防犯性を高めたい場合は検討してみてもよいでしょう。
風除室は「夏まで考えて」快適に
風除室は、正しく設計すれば一年を通して玄関まわりを快適にしてくれる設備です。
設置するときはメリットだけではなく、設置することでどのようなデメリットがあるか、使いにくくなる設備などはないかを検討しておきましょう。
リフォーミヤでは、札幌の気候を熟知した上で、冬だけでなく夏の快適性まで考えた風除室リフォームをご提案しています。
これからの設置を考えている方は、まずはお気軽にご相談ください。
