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荷物の整理、お隣さんへの挨拶など、リフォーム工事を始める前にやっておきたいこと5つ。

リフォームをトラブルなくスムーズに済ませるには、リフォーム内容や資金の計画をしっかり立てるだけではなく、工事前の準備も重要なポイントです。リフォーム工事前にはどのような準備が必要なのでしょうか。

リフォームする場所の片付け

リフォームをしようと思ってもその場所に家具や荷物が置かれたままだと工事を始めることはできません。スムーズに工事を始められるよう、事前に荷物を片付けておきましょう。

家全体をリフォームする場合や荷物が多い部屋をリフォームする場合は荷物を処分したり、コンテナハウスなどを利用して荷物を一時的に預けるといった対応が必要になることもあります。

引っ越しシーズンなどと重なると不用品回収業者の予約が取れない、荷物の預け先を確保できないこともあるため、出来るだけ早めに片付けておきましょう。

補助金などの申請や準備

バリアフリーリフォームや省エネリフォームなど、一定の条件を満たしたリフォームは国や自治体の補助を受けることができます。

これらの補助金制度はリフォーム工事後ではなく、工事前に申し込み手続きを行わなくてはならないのが一般的です。補助金を利用する場合はリフォーム業者と相談して工事前に申請を行いましょう。利用する制度によっては工事完了後に工事前後の写真が必要になる場合もあるため、工事前後の様子を忘れずに撮影してください。

また、マンションのリフォームを行う場合は管理規約でリフォーム内容に制約が設けられていたり、管理組合に届け出をしなければならないことがあるので、確認・手続きをしておきましょう。

駐車場・資材置き場の確保

一戸建てであれば自宅敷地内の駐車スペースや庭などを工事中の駐車場や資材置き場として利用できますが、敷地内で収まらない場合やマンションなどでは駐車場や資材置き場を別途確保する必要があります。

駐車場や資材置き場を用意しないまま工事を始めると工事車両が駐車違反になってしまったり、近隣住民とのトラブルに発展したりすることがあります。

仮住まいの用意

一室だけ、部屋の一部だけのリフォームであれば住んだままリフォーム出来ますが、リフォームの範囲や規模によっては工事完了まで住めなくなることがあります。このような場合は工事完了までの仮住まいを確保しなくてはなりません。

近隣住民への挨拶

工事中は音やホコリ、住民以外の人や車の出入りが増えることで近隣住民に迷惑をかけてしまいます。

工期はいつからいつまでか、工事時間は何時から何時までか、音が出そうな時期はいつ頃かなどを事前に確認して近隣住民に挨拶しておきましょう。挨拶の時期や挨拶の仕方、誰が挨拶するかなどは業者と相談して決めましょう。

挨拶の範囲は一般的に、裏・表・両隣二軒ずつ・裏表は前後向かい(マンションの場合、裏表ではなく上下)といわれますが、近隣住宅との距離などや立地条件によって変わります。

駐車場や資材置き場から自宅までのルート沿いなど、工事期間中に迷惑をかける可能性がある家にも挨拶しておきましょう。

まとめ

リフォーム前の準備をしっかりしておくと工事がスムーズになるだけではなく、工事完了後のトラブルなども防ぐことができます。

必要な準備はリフォーム内容や規模によって異なりますので、何が必要かわからないという場合は、業者に相談してみるとよいでしょう。

 

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