マンションのリビングリフォーム、縦長リビングと横長リビングとは?そのメリットとデメリットは?
リビングはドアや窓の配置によって「縦長リビング」と「横長リビング」に分類され、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。
マンションのリフォームで間取りを変更する場合、リビングは縦と横どちらが良いのでしょうか。
縦長リビング
縦長リビングはリビングの入口側にダイニングがあり、奥にリビングあるタイプのリビングです。キッチン、ダイニング、リビングが一直線に並んでいる間取りといえばイメージしやすいかもしれません。
縦長リビングのメリット
縦長リビングはリビングの隣に部屋が並んでいるのが一般的な間取りです。
そのため、リビングの隣にある部屋にも窓があるため、通風・採光性がよく、個室として利用しやすいというメリットがあります。個室との仕切りを取り払ったり開放しておくことでリビングと一体化して広く使うことができるなど、状況に応じてフレキシブルに利用できるのも魅力です。
また、奥行きがあるため視覚的に広く感じやすい、キッチンからリビングの様子が見える、壁が多いため家具などを配置しやすいというメリットもあります。
縦長リビングのデメリット
縦長リビングは奥まった位置に窓があるため、手前まで光が届きにくく、ダイニングやキッチンが暗くなりがちです。
また、リビングとダイニングの境界が曖昧なため、すっきりした印象に見せにくいのもデメリットです。
横長リビング
横長リビングはベランダやバルコニーに面してダイニングとリビングが横並びに配置されているタイプのリビングです。キッチンとダイニングとリビングがL字になっている間取りが一般的です。
横長リビングのメリット
横長リビングの最大の特徴は窓が大きく、開放感があることです。ダイニング、リビングの両方が窓に面しているため光が届きやすく明るい空間となります。キッチンと窓の距離が近いため、キッチンも明るくなります。
また、ダイニングとリビングが左右に振り分けられているため境界がはっきりして使いやすいのもメリットです。
横長リビングのデメリット
横長リビングは縦長リビングに比べると壁が少ないため、家具を配置しにくく収納不足になりやすいのが最大のデメリットです。リビングリフォームで縦長リビングを横長リビングに変更する場合は家具を処分したり、収納スペースを確保したりといった配慮が必要になります。
キッチンからリビングの様子が見えづらくなるため、コミュニケーションがやや取りづらい、リビングと繋がる個室は基本的に窓がない部屋となるため、採光性が悪く使いづらいのもデメリットです。
まとめ
縦長リビングか横長リビングかを決めるときは、リビング・ダイニングの使いやすさや明るさだけではなく、隣接するキッチンや個室をどのように使うかなども考慮して決めるとよいでしょう。
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