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マンションの換気扇の寿命・交換タイミングはいつ?劣化によるトラブルも解説

「最近、浴室にカビが生えやすい」「キッチンのニオイが残るようになった」そんな変化を感じたことはありませんか?
マンションの換気扇は長時間使われることが多く、実は気づかないうちに性能が落ちていることがあるのです。

 

この記事では、換気扇の寿命の目安や交換サイン、対処方法を分かりやすく解説します。交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

壁に取り付けられた換気扇

分譲と賃貸での換気扇交換時の違い

分譲マンションでは、専有部分に設置された換気扇は原則として自由に交換できます。ただし、ダクトや外壁に接する部分は共用部扱いになる場合があるため、管理組合への確認が必要です。

一方、賃貸マンションでは、交換はオーナーや管理会社の承認が必要です。入居者が自己判断で交換してしまうと、退去時に原状回復費用が発生する可能性があるため、必ず事前に相談しましょう。

マンションで使われる換気扇の種類

マンションでは、用途に応じて複数種類の換気扇が設置されています。それぞれの役割や特徴を理解しておくと、交換の判断がしやすくなります。


壁付け換気扇

壁に直接取り付け、空気をそのまま外へ排気するタイプです。構造がシンプルで交換しやすい一方、外気や風の影響を受けやすい特徴があります。マンションでは外壁が共用部分になるため、交換の際は管理会社への確認が必要です。

 

天井埋め込み型(ダクト式換気扇)
浴室やトイレなどで使われる、天井裏のダクトを通して排気する換気扇です。見た目がすっきりしており、マンションではもっとも一般的なタイプです。ただし本体が天井内にあるため、汚れや劣化に気づきにくく、異音や吸い込み低下が交換のサインになります。

 

レンジフード
調理中の油煙やにおいを吸い込むための換気扇です。フードとファンが一体になっており、マンションではダクト対応のシロッコファンが多く採用されています。

ファンの種類

プロペラファン
扇風機のような羽根で直接外へ空気を排出するタイプです。構造がシンプルで風量が大きい一方、外気や風の影響を受けやすくなっています。

 

シロッコファン
細い羽根が円筒状に並んだドラム型のファンで、レンジフードに多く使われています。ダクトを通して排気しやすい構造のため、気密性が高い住まいでも効率よく換気できます。ただし、油汚れが内部に溜まりやすく、吸い込みが弱くなるとモーターへ負担がかかるため、定期的な清掃が重要です。

 

ターボファン
円盤状の羽根を回転させて空気を吸い込むタイプで、浴室やトイレなどの天井埋め込み型換気扇に多く使われています。湿気やにおい対策に向いていますが、ホコリが付着すると排気量が落ち、湿気がこもりやすくなるため、フィルターのホコリ除去が効果的です。

換気扇の寿命と交換サイン

換気扇の一般的な寿命は約10〜15年とされています。以下のような症状が現れたら交換時期が近いサインです。

 

前より運転音が大きい、異音がする。

吸い込みが弱く湿気や臭いがこもる。

焦げ臭いにおいがする。

電源が入らない、勝手に止まる。

 

また、マンションの大規模修繕や設備点検の際に劣化が指摘されるケースもあります。

劣化したまま使い続けるリスク

換気扇の性能が落ちている状態で使い続けると、さまざまなトラブルにつながります。

 

湿気やニオイがこもりやすくなる
浴室や壁内部にカビが発生し、住まいの劣化につながる可能性があります。カビはアレルギーなど健康面にも影響するため、放置は注意が必要です。

 

火災につながる可能性がある
レンジフードは油汚れが溜まりやすく、モーターが過熱すると発煙や火災の原因になることもあります。浴室やトイレの換気扇でも、ホコリや劣化が原因で焦げ臭さや発火が起こる可能性があります。

 

異音・焦げたにおい・吸い込みの低下があれば、早めの点検・交換がおすすめです。「まだ動くから」と先延ばしにせず、住まいと安全を守るために早めの対応を行いましょう。

自分で交換する場合の注意点

浴室やトイレの換気扇は、型番やサイズ、ダクトの位置が同じであれば、DIYで交換できる場合もあります。ただし、取り外しや取り付けには配線に関する知識が必要で、ダクト接続を正しく行わないと排気不良の原因になることがあります。
また、天井裏のスペースが狭い場合は作業が難航しやすく、思った以上に時間がかかることもあります。

 

一方で、レンジフードは本体重量が重く、壁面への固定や電気工事が伴うケースが多いため、DIYでは危険を伴います。取り付けが不安定なままだと、振動や落下、漏電のリスクが生じるため、レンジフードの交換は業者への依頼が安心です。

業者に交換を依頼するメリット

換気扇は見た目よりも内部構造が複雑で、ダクト接続や配線、気密の確保など、適切な施工が求められます。
交換を業者に任せることで、仕上がりの品質はもちろん、長期的な安全性や換気性能も維持しやすくなります。

 

  • 住宅環境に合わせた最適な機種選定ができる

  • 配線・ダクト・気密のバランスまで考慮した適切な施工

  • マンション特有の管理組合ルールへの対応

リフォーミヤでは、現地調査から機種提案、交換作業まで一貫して対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

 

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換気扇を長持ちさせるお手入れ方法

換気扇を清潔に保つことで、結果的に寿命を延ばすことができます。
なお、ファンから異音や異常を感じた場合は、清掃を試みる前にすぐ使用を止めてください。

レンジフードは月1回のフィルター清掃を

レンジフードは、調理中に発生する油煙や水蒸気を吸い込むため、フィルター部分に油汚れが蓄積しやすい設備です。
フィルターが目詰まりすると、ファンが余計に力を使い、吸い込みが弱くなっていきモーターの負担増・寿命の短縮につながります。


月に1回を目安に、中性洗剤やお湯で油汚れを落としてあげると、性能を維持しやすくなります。

 

【関連記事】
キッチンリフォームで取り入れたい!自動洗浄機能付きレンジフードとは?

浴室換気扇はフィルターとファンのホコリ除去を定期的に

浴室換気扇は湿気を逃がす役割が大きく、湿気+ホコリが溜まりやすい環境です。
フィルターが目詰まりすると、排湿ができず、浴室内にカビが発生しやすくなります。また、部屋全体の湿度が高くなると、他の部屋の壁紙や建材にも影響が出ることがあります。

フィルターは月1回、ファン内部は半年に1回を目安に、掃除機やブラシでホコリを取り除くと効果的です。

マンションの換気扇交換で迷ったらご相談ください

換気扇は、見た目以上に配線やダクトの構造が複雑で、正しい施工ができているかどうかで換気性能や安全性に大きな差が出ます。リフォーム専門の業者に依頼することで、長く安心して使える換気環境を確保できます。

 

札幌の戸建て・マンションのリフォームを行っているリフォーミヤなら、マンションの換気扇・レンジフード交換の施工実績も多数あり、キッチンや浴室のリフォームも行っております。

 

「そろそろ交換かな…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。

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