冬場のお風呂が寒い原因は?窓の断熱リフォームでヒートショック対策を
「お風呂に入ったのに寒い…」そんな経験はありませんか?
とくに北海道や札幌のような寒冷地では、浴室の冷え込みに悩むご家庭が多いのではないでしょうか。
実は寒さの原因のひとつは、窓から来ている冷気なんです。
目次
冬場のお風呂が寒くなる原因
窓からの冷気
窓ガラスは熱が伝わりやすい性質を持っているため、壁以上に外気の冷たさがそのまま伝わりやすくなっています。
浴室で足裏が「ひやっ」とするのは、窓などの冷気が足元にたまっているからなんです。
断熱材の不足
古い住宅やマンションでは、浴室の壁や床に十分な断熱材が入っていないことも多く、外気がじわじわ伝わってきます。
お風呂の寒さで起こる問題
ヒートショック
脱衣所と浴室の寒さ、さらに熱い湯との温度差によって血圧が大きく変動し、失神や心臓発作を引き起こす危険があります。
症状が軽いと立ちくらみやめまい程度で済みますが、ひどいときは失神による転倒事故から、心筋梗塞、脳梗塞など命に関わる事態を招く恐れがあります。
特に高齢者や高血圧・心臓病などの持病を持つ方はリスクが高いため、早めの対策が必要です。
ヒートショックについてより深く知りたい方は、ヒートショックの原因から、冬のお風呂で起きやすい仕組み、対策について詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。
ヒートショックは冬のお風呂で起こりやすい!メカニズムと対策をご紹介
結露とカビ
浴室や脱衣所に多い”冷たい窓ガラス”のまわりは、温かい室内の空気と外の冷気との温度差で結露が発生しやすい場所です。
結露が続くと水分が溜まり、黒カビやダニの温床になります。
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カビ → 天井や壁材、窓枠を傷め、掃除しても取り切れないシミに発展することがあります。
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ダニやカビ → アレルギー、喘息、皮膚炎など健康被害につながることもあります。
さらに結露は放置すると建材の劣化や腐食を招き、家の寿命を縮めてしまう原因にもなるのです。
窓の断熱リフォームでできる対策
断熱とは、外の寒さや暑さを室内に伝えにくくし、快適な温度を保つ工夫のことです。
家の中で一番熱の出入りが大きいのは「窓」で、冬の暖房は実に6割以上が窓から逃げるとも言われます。
そのため、浴室の寒さ対策には窓の断熱リフォームがおすすめです。
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内窓(二重窓)を設置する
窓と窓の間に空気層をつくり、冷気の侵入を抑える。 -
断熱ガラスに交換する
ペアガラスやLow-Eガラスなら、ガラス自体が熱を逃がしにくくなります。 -
樹脂サッシへの交換
熱を通しやすいアルミ製よりも断熱効果が高く、結露防止にもつながります。
こうした断熱リフォームで、窓ガラスの表面温度が下がりにくくなり、ヒートショックの対策だけでなく結露を防ぐことにもつながります。
さらにうれしいのは、断熱をすることで冬だけでなく夏の暑さ対策にもなるんです。
冷房の効きが良くなり、省エネにもつながります。
その他の寒さ対策
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浴室暖房乾燥機の導入
入浴前に浴室をしっかりあたためることができ、結露対策にもなります。 -
床や壁の断熱リフォーム
根本的に改善したいときに効果的です。
窓の断熱リフォームといっしょに、お風呂をまるっとリフォームするのもおすすめです。 -
小型ヒーターの活用
脱衣所など、寒く感じるところにすぐに取り入れられます。
まとめ
冬のお風呂が寒い原因の多くは窓からの冷気です。
そのまま放置するとヒートショックを引き起こしたり、結露でカビの原因が繁殖するなど、健康被害のリスクにつながってしまうことがあります。
手軽な暖房器具の導入から、根本から改善できる断熱リフォームまでさまざまな対策があるので、自分に合った方法で寒さ対策をしませんか?
札幌市のリフォーミヤでは、窓リフォームからフルリフォームまで承っております。
断熱のための窓リフォームでは「先進的窓リノベ事業2025」のような補助金の活用をできる場合がありますので、気になっている方はぜひ一度ご相談ください。
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