屋根断熱リフォームのメリット・デメリットを知りたい|天井断熱とどう違う?
寒さが厳しい札幌では、住宅の断熱性能が快適な暮らしを左右します。特に、屋根からの熱損失を防ぐ「屋根断熱リフォーム」は、光熱費の削減や室内環境の改善に効果的です。しかし、同じく断熱リフォームの選択肢として「天井断熱」もあり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
この記事では、屋根断熱リフォームのメリット・デメリットと天井断熱との違いを解説し、後半では費用を抑えてリフォームを行う方法もご紹介いたします。
目次
屋根断熱リフォームとは?
費用
1. 外断熱工法(屋根の外側に断熱材を施工)
- 費用:約150万~300万円
- 工期:2~4週間
2. 内断熱工法(屋根の内側に断熱材を施工)
- 費用:約80万~200万円
- 工期:2~4週間
3. 吹き付け断熱工法(断熱材を吹き付けて施工)
- 費用:約20,900円(税込)/3.3㎡(1坪)~
- 工期:3~7日
屋根断熱リフォームのメリット
- 室温が安定しやすい
冬の冷気や夏の熱を室内に伝わりにくくできます。特に吹き抜けのある家では、暖房効率が大きく向上します。 - 結露を防ぎ、住宅の寿命を延ばす
屋根裏の温度差が少なくなるため、結露の発生を抑えられます。カビや木材の腐食が抑えられるので、屋根断熱はメンテナンス面でも優れた選択肢です。 - 光熱費の削減
室内の暖気、冷気を逃がしにくくなり、空調費を抑えられます。 - 補助金を活用できる
札幌市では、「住宅エコリフォーム補助制度」により、屋根断熱工事の一部が補助対象となる可能性があります。詳細は後述しますが、補助金を活用することで、経済的負担を軽減できる点も大きなメリットです。
屋根断熱リフォームのデメリット
- 施工費用が高め
屋根断熱は、天井断熱と比べて工事費用が高くなります。特に「外張り断熱」を採用する場合、足場を組む必要があり、コストが膨らむ可能性があります。 - 屋根の形状によっては施工が難しい
築年数が古い住宅や、特殊な屋根形状の住宅では、補強工事が必要になることがあります。
天井断熱とどちらを選ぶべき?
屋根断熱が向いているケース
- 吹き抜けがある家で、暖房効率を上げたい
- 屋根裏を収納スペースやロフトとして活用したい
- 結露によるカビや屋根の劣化が気になる
天井断熱が向いているケース
- 費用を抑えたい
- 施工期間を短くしたい
- 屋根裏を使用する予定がない
補助金を活用してお得にリフォーム
省エネ性向上を目的とした補助金制度を設けている自治体も多くあります。
札幌市では「住宅エコリフォーム補助制度」に屋根断熱工事も対象となる可能性があります。
補助金の概要
- 補助額:工事費の10%または最大50万円
- 対象工事:断熱改修(屋根・外壁・窓の改修など)
- 条件:札幌市内の施工業者が施工すること
補助金の申請は期間限定であり、予算がなくなり次第受付終了となるため、早めの確認が必要です。詳細は札幌市の公式サイトまたはリフォーミヤにお問い合わせください。
まとめ
屋根断熱リフォームは、寒冷地の住宅にとって大きなメリットがあります。室温の安定や光熱費の削減、結露対策など、多くの利点がある一方で、コストや施工期間の面でのデメリットも考慮する必要があります。
天井断熱とどちらが適しているかは、住宅の構造や予算、ライフスタイルによって異なります。補助金制度を活用しながら、最適な断熱リフォームを検討してみましょう。
リフォーミヤでは、札幌の気候に適した断熱リフォームのご提案をしています。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
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