地震から住まいを守るセルフチェック方法は?専門家の視点も合わせて解説!ここでは、専門家の視点を交えた自宅のセルフチェック方法を紹介します。
地震国日本において、私たちの住まいは常に地震のリスクにさらされています。特に札幌のような地域では、地震による被害を最小限に抑えるためにも、事前の準備が不可欠です。今回は、専門家の視点を交えながら、地震からご自宅を守るためのセルフチェック方法を紹介します。
1. わが家の耐震状況をセルフ診断!建築のプロが教える7つのチェックポイント
耐震診断を専門家に依頼するのが最も確実ですが、まずは自身でできるセルフチェックから始めましょう。以下のポイントを確認して、家の現状を把握してください。
建築年月と耐震基準
- 1981年、2000年の耐震基準改正前後で建築された住宅は特に注意が必要です。建築年月を確認し、どの耐震基準で建てられたかを把握しましょう。
地盤調査の有無
- 2000年以降の建築では地盤調査が義務付けられています。自宅の建築時に地盤調査がされていたか、地元の行政機関や専門家に確認してみてください。
増改築の有無
- 増改築によって建物の耐震性が影響を受けている場合があります。改築部分の構造や耐力壁の配置を確認しましょう。
過去の大きな災害の経験
- 過去に大きな地震を経験している家屋は、見えない部分でのダメージが懸念されます。特に基礎や構造体のチェックを念入りに行いましょう。
外壁や基礎の傷み
- 外壁や基礎のひび割れは、建物の健全性に直接関わります。細かなひびも見逃さず、定期的なチェックが重要です。
リビングの広さや窓の配置
- 広いリビングや多くの窓がある家は、構造的に弱点となることがあります。耐力壁や筋交いの配置を確認し、必要に応じて補強を検討しましょう。
シロアリの侵入や雨漏りの有無
- シロアリの被害や雨漏りは、構造材の腐食を進行させ、耐震性を低下させる原因となります。定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。
2. 築浅の家も要注意!耐震性能補強の重要性
新しい住宅でも完全に安全とは限りません。熊本地震では、新耐震基準を満たす家でも連続する強い揺れによって倒壊した例が報告されています。これから家を建てる方、すでに新しい家にお住まいの方も、耐震性能の再確認と必要に応じた補強が推奨されます。
まとめ
地震は予測不可能ですが、準備は可能です。自宅の耐震性を確認し、不安な点があれば専門家に相談することをお勧めします。札幌市内でリフォームや耐震補強を検討している方は、私たちにご相談ください。安全で快適な住まい作りをサポートします。