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札幌で戸建てリフォームするなら、夏と冬のどちらがメリット?

リフォームによい季節は?

リフォームは「この時期でなければならない」ということはなく、自分と業者の都合さえ合えばいつでも自由に行えます。そういう意味では「自分にとってやりやすい時期が一番いい時期」ということができますが、季節で選ぶとしたらいつが良いのでしょうか。今回は、札幌でリフォームをするなら夏と冬、どちらの方がメリットがあるかを検討したいと思います。

 

夏のリフォームのメリット・デメリット

気温が高い夏は塗装などが乾きやすく、日も長いため作業できる時間を長く取りやすいため、屋外のリフォームには最適な時期と言えます。本州であれば6月から梅雨が始まるため工事が遅れる心配もありますが、北海道には梅雨がなく、雨が続いたとしても期間は短く雨足も弱いことが一般的なので、雨の影響はあまり心配ありません。気温が高くなる7月、8月でも本州に比べると気温・湿度共に低く、外でも作業がしやすいので、予定通りに工事を進めやすいといえるでしょう。
また、夏休みシーズンであれば子供部屋のリフォームをしても通学に影響しないのもメリットの一つです。

ただし、夏は業者が繁忙期であることも多いため日程調整が上手くできなかったり、施工費が高めだったりすることがあります。
また、浴室のリフォーム中はシャワーなどが使えないため汗をかきやすい人はストレスを感じるかもしれません。作業のためにエアコンを止めなくてはならないこともあります。音やほこりで近隣住宅に迷惑をかけないよう作業するためにしめ切って作業するため部屋が蒸し暑く感じてしまうなど、屋内のリフォームでは使えなくなる設備・機能によってデメリットを感じやすいといえます。

 

冬のリフォームのメリット・デメリット

冬は部屋を閉め切った状態で過ごすのが一般的なので、リフォームのために部屋を閉め切っていてもストレスを感じにくい季節です。屋内の作業であれば寒さや日の長さを気にしなくてもよいため工事が遅れる心配もほとんどないでしょう。
閑散期であることが多いため日程調整がしやすいのもメリットです。

 

しかし、雪や寒さ、日照の影響を受ける外構や外壁、屋根など屋外のリフォームは天候の関係で工事ができないことが多いほか、塗料なども乾きにくいため工期が遅れる可能性が高くなります。地面が凍結した影響で不良が出やすい、凍結防止のための「防寒養生費」などで料金がかさみやすいといったデメリットがあります。屋外のリフォームには適さない季節といえるでしょう。

まとめ

札幌の気候を考慮すると、夏と冬では夏の方がリフォームに適した季節と言えます。特に、屋外のリフォームは凍結や雪の心配もない夏がおすすめです。
屋内のリフォームはリフォーム期間中に使えなくなる設備、機能によって夏がよいか冬がよいかが変わりますが、防寒養生費などがかからないのであれば閑散期である冬の方が夏よりも安くなる可能性があり、メリットがあるといえるでしょう。
ただし、トイレのリフォームは冬を避けたほうがよいでしょう。トイレのリフォーム中は用を足すために家の外に出なければならないことが多く、冬は負担が大きくなってしまいます。
トータルで考えると、夏は過ごしやすく冬は寒さが厳しい札幌では、夏のリフォームの方がストレスが少なくメリットが大きいといえるでしょう。

 

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