北海道の住みたい街ランキング10と、人気エリアで住めるもっとも賢い方法。
家やマンションを購入するなら交通の便や買い物の便がよいなど、住みやすい場所にある物件を選びたいと考えるのは自然なことです。
しかし、住みやすい場所かどうかは住んでみないとわからないという面もあるため、どこを選べばよいかわからないことも多いでしょう。
こんな時は「住みたい街ランキング」などを参考に選んでみてはいかがでしょうか。
今回は、北海道の住みたい街ランキング10と、人気エリアに住む方法をご紹介します。
北海道の住みたい街ランキング
株式会社リクルート住まいカンパニーが2019年の12月から2020年1月にかけて北海道に住む20~40代の男女を対象に「住みたい街」に関するWEBアンケートを行実施したところ、1068件の回答が得られました。
調査は、北海道全域の「住みたい街(駅)」、札幌市民を対象とした札幌市内の「住みたい街(駅)」、北海道全域の「住みたい自治体」で行われ、その結果、北海道全域の「住みたい自治体」は以下のような回答が得られました。
1位 札幌市中央区
2位 札幌市北区
3位 札幌市豊平区
4位 札幌市西区
5位 札幌市東区、札幌市白石区
7位 函館市
8位 札幌市厚別区、旭川市
10位 札幌市手稲区、小樽市
出典:「住みたい自治体ランキング2020 北海道版」SUUMO調べ
10位までのうち8件が札幌市という結果となり、札幌市以外では函館市、旭川市、小樽市がランクインする結果となりました。
また、北海道全域を対象とした「住みたい街(駅)ランキング」では1位が「JR札幌」となり、2位の「JR函館」、7位の「JR旭川」を除くと札幌市が占めており、都市部である札幌市内に人気が集中していることがわかります。
人気エリアに住む方法
札幌市などの都市部の人気は、交通や買い物など生活の利便性がよいことが主な理由です。特に、大きな駅の周辺エリアは商業施設などが発展しているため、人気が集中して地価が高くなります。地価が高いと物件の販売価格も高くなるため、人気エリアの家やマンションを購入するのは困難に感じられるでしょう。
しかし、建物の価値は新築時が最も高く、時間が経つにつれて価値が下がっていくものですので、新築を購入するのは難しくても中古であれば購入できる可能性があります。築年数10年以上であればかなりお得に購入できるはずです。
中古で購入してそのまま住んでもよいですが、リフォームをすれば建物は古くても設備や内装を一新することができます。費用は掛かりますが、購入費用とリフォーム費用を合わせても新築を購入するよりも安くつくケースがほとんどです。
ただし、リフォームを前提にマンションを購入する際は、購入を決める前に管理規約などを確認しておきましょう。マンションのリフォームは「専有部分のみ」「水圧が低いためタンクレストイレが設置できない」などの制限が多く、確認せずに購入すると,想定していた工事が出来ないことが購入後に判明するなどのトラブルが発生する可能性があります。
まとめ
中古マンションを購入してリフォームする方法であれば、費用を抑えながら人気エリアに住むことができます。建物は古くても内装や設備を自分好みに新しくすれば新築同様の快適さを感じることができるでしょう。