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マンションの和室を洋室にリフォームする際のポイントは?気になる一部屋当たりの相場は?

昔ながらの和室は気分が落ち着くなどのメリットはあるものの、ベッドや椅子を使った現代の生活様式にはマッチしにくく不便を感じることも少なくありません。

そんな時に検討したいのが和室の洋室化リフォームですが、マンションの和室を洋室にするにはどのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。また、一室当たりどの程度の費用が掛かるのでしょうか。

リフォームのポイント

和室を洋室にリフォームするポイントは、大きく分けて4つです。

 

【床のリフォーム】

和室を洋室にリフォームする際、最初に考えたいのはなんといっても「床のリフォーム」です。畳はベッドや椅子などを使った生活には適していません。また、和室の象徴的な存在でもあるため、家具を洋風に変えても違和感が生まれやすくなってしまいます。見た目はもちろん生活スタイルに合わせるためにも、畳からフローリングなどへの変更は重要なポイントとなります。

床のリフォーム方法はさまざまですが、畳をフローリングに変える場合などは段差ができてしまいます。段差解消のために下地工事などを行う必要があるとコストがやや高くなります。

マンションの場合、防音基準を満たすための工事が必要など、コストがかさむ傾向があります。

 

【壁や天井を洋風に】

珪藻土や漆喰の塗り壁、砂壁調の壁紙などは和のテイストが強すぎて洋室にはややミスマッチになることがあります。洋風デザインの壁紙に張りかえるだけでも雰囲気ががらりと変わるでしょう。

また、和室は梁や柱などを見せるデザインが一般的ですので、梁や柱を隠すとさらに洋室らしく仕上がります。

天井もクロス仕上げにすると洋室らしくなります。照明の交換も合わせて行うとよいでしょう。

 

【建具の交換】

襖や障子など、デザインによっては洋室にそぐわない場合があります。そんな時は引き戸に交換するとよいでしょう。

 

【押し入れのリフォーム】

和室の収納といえば押し入れですが、奥行きがあって上下に仕切られている押し入れはそのままだとクローゼットとしては使いづらいことが多く、デッドスペース化することがあります。

仕切りを撤去して棚やポールなどを設置するなど、洋室用の収納としてリフォームすると利便性が上がり、空間を有効に使うことができます。

一部屋当たりの相場

和室の洋室化リフォームにかかる費用はその部屋の状況などによって異なりますが、床・壁・天井・建具・収納など全てを洋室化する場合50万~100万円程度かかるのが一般的です。

建具など、使えるものはそのまま流用すればコストを下げることが可能です。

まとめ

和室を洋室にフルリフォームするのは費用がかなり掛かるため、床や壁だけなど一部リフォームを行い、インテリアで洋風化するという方法もあります。

また、フルリフォームでも一部リフォームでも、どの部分をどのようにリフォームするかで印象が大きく変わりますので、洋室リフォームの実績が豊富な業者と相談することが重要といえるでしょう。

マンションの和室を洋室にリフォームしたいとお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

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