戸建ての防音リフォームの事例や費用を知りたい
「映画や音楽を大音量で楽しみたい」「ピアノを習い始めた子どもや孫のために練習環境を整えたい」——そんな理由で防音リフォームを考える方が増えています。
戸建てなら自由に施工できるメリットがありますが、費用や施工内容が気になるところ。
この記事では、防音リフォームの事例や費用相場、失敗しないポイントについて解説します。
目次
防音リフォームの目的と事例
映画・音楽を楽しむための防音室
家族と一緒に大迫力の映像と音響を楽しみたいと考え、防音室をリフォームされました。
- 施工内容:
①壁・床・天井に遮音材・吸音パネルを設置
②防音ドア・二重窓を導入
③低音の響きを抑えるため床の防振対策 - 費用:
200万円 - 結果:
近隣を気にせず映画鑑賞が可能に
まるで映画館のような臨場感が実現
ピアノの練習環境を整えたい
二世帯住宅にお住まいのお客様からのご相談です。お孫さんがピアノを習い始めたことをきっかけに、リビング横の部屋を防音仕様にしました。
- 施工内容:
①壁に遮音シートを貼り、吸音材を追加
②防音ドア・二重窓を設置
③振動を抑えるため床の防振マットを導入 - 費用:
110万円 - 結果:
近所への音漏れを防ぎ、安心してピアノの練習ができる
他の家族の生活音を気にせず演奏に集中できる
音漏れを防ぐための施工ポイント
壁・天井・床の「質量則」を利用
防音には「遮音」「吸音」「防振」の3つの要素が必要になります。壁、天井、床に以下の施工を施すことで音漏れを防ぐことが出来るようになります。
- 質量のある材料を使うことで振動による音の透過を防ぎます。
- 防音壁には二重構造が基本(石膏ボード+遮音シート+吸音材)
- 必要に応じ天井にも防音処理(音は上方向にも漏れる)
- 床は防振材を使用(低音の振動が伝わりやすいため)
ドアと窓は防音の弱点
隙間ができてしまいがちなドア、窓は防音の弱点となっています。専用の設備に変えることで、大幅に音漏れを軽減することが可能です。
- 防音ドアを使用(重量のあるものがベスト)
- 窓は二重窓 or 窓のない部屋にする
- 換気口やエアコンのダクトも音漏れの原因になるので消音ダクトを使う
防音リフォームの費用相場
防音リフォームの費用は、施工内容や部屋の広さによって変わります。以下が一般的な相場です。
施工内容 | 費用目安 |
壁の防音施工 | 30万~80万円 |
床の防振対策 | 20万~50万円 |
防音ドアの設置 | 10万~30万円 |
窓の防音 | 15万~50万円 |
本格的な防音室の施工(6~8畳) |
100万~300万円 |
まとめ
防音リフォームは、近隣への音漏れを気にせず趣味を楽しんだり、家族間の音の干渉を減らしたりすることが可能になります。また、在宅ワークや学習環境の改善にも効果的です。初期投資が必要ですが、家族全員の満足度を高めることが出来る施工内となっております。
戸建て住宅では、自由度の高い施工が可能なため、ニーズに合わせた理想的な防音空間を作り出すことが可能です。
音に関する悩みを抱えている方、より快適な住環境を求めている方は、ぜひ一度防音リフォームをご検討してみてはいかがでしょうか。
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